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アドミッションポリシー

芸術工学部

芸術工学部の教育理念

芸術工学部では、工学や技術に関する科学的な知識,人間や社会に対する深い洞察、そして創造的な芸術的センスを兼ね備えた設計家あるいはデザイナーを養成することを目的としています。前身の九州芸術工科大学(1968〜2003)では、「技術の人間化」という進歩的なスローガンをかかげ、いかに技術を人間生活に適合させるかを教育してきました。


そして今日、IT技術の進歩とそれがもたらす新しい文化の形成,生産や流通の革新,生活様式の多様化,地球規模での環境問題など、設計やデザインを取り巻く状況は日々発展し続けています。デザインの対象は「モノ」だけでなく、ことがらや社会の仕組みにも及んでいるのです。 芸術工学部は、こうした21世紀の状況に的確に対応できる豊かな教養を持ち、国際的にも通用する広い視野と学識を持つ、創造性あふれる人材を育成します。

教育プログラム

環境設計、工業設計、画像設計、音響設計、芸術情報設計の5学科を設置して、人間とそれを取り巻く世界をこの5つの分野からとらえ、以下の特徴を生かした教育プログラムを用意しています。


1)総合的な教育:人文科学、社会科学、芸術学、工学・技術に関する諸分野を相互に関連づけながら、設計やデザインというひとつの目標に向けて相互に分野を関連づけて、教育します。


2)実践的で創造的な学修方法:諸分野を自分の中で総合できるよう、また自分から新しい工夫をし、そして企画し提案する能力を伸ばせるよう、実際に設計したり創作したりする機会を多く提供します。


3)国際的な学修環境:アメリカ、ヨーロッパ、アジアのデザイン系や工学系の多くの大学との交換留学を実践しています。また多くの外国人留学生を受け入れています。


4)資格取得に配慮した教育内容:卒業ののちに活躍できるよう、設計やデザイン関係の各種資格が取得できる教育プログラムを用意しています。

入学者選抜の基本方針(入学要件、選択方式、選抜基準等)

前期日程試験では、高等学校で学習した科目をよく理解しているかどうか、基礎的な感性を持っているかどうかを基準に選抜します。


センター試験により、高等学校の主要科目をバランスよく学習しているかどうかを判断します。


個別学力試験では、英語、数学、理科の3科目を課し、大学で学ぶ理科系の分野に関する学力を判断します。


(AO入試については各学科の項をご覧ください。)

教育プログラム

交換留学制度も整備されており、所属学科に関連のあるカリキュラムを海外の学生交流協定校でも学べます。(国際交流協定締結校一覧参照)

【国際交流協定締結校一覧】

大学名 国名
ソウル大学校美術大学 韓国
釜山大学校芸術大学 韓国
東西大学校 韓国
東亜大学 韓国
南京理工大学製造工学部 中国
クィーンズランド大学※ オーストラリア
シドニー工科大学※ オーストラリア
カリフォルニア州立ポリテクニック大学ポモナ校※ アメリカ合衆国
ミラノ工科大学※ イタリア
カールスルーエ造形大学※ ドイツ
パリ・ラ・ヴィレット建築大学※ フランス
カタルーニャ工科大学※ スペイン
RCA(ロイヤルカレッジオブアート) 連合王国
ルンド大学工学部 スウェーデン

※印は学生交流協定締結校

また、卒業後は、一級建築士(環境設計学科)やインテリアプランナー(環境設計学科、工業設計学科)などの資格取得にもチャレンジできます。